INTERVIEW

助成事業を裏から支え、大学の研究力発展に貢献

平成20年10月 採用

土居 小百合

香川大学学術部研究協力課

仕事の内容

私は主に国や地方、民間団体から公募される研究助成事業や共同研究等への申請、学内助成事業の取りまとめを行っています。学内の研究者向けに公募情報を集約・周知し、申請書の内容を助成要項や関係規則・法令と併せて確認します。効率よく業務を進めるためには、必要な情報を速やかに共有するなど、学内外の多くの方との連携を心掛けることが重要です。業務を通じて大学の助成事業を支え、研究力発展を後押しできることは、大きなやりがいです。

&同僚

大学には各学部に事務担当の部署があり、所属教員の研究費管理等を担っています。研究費助成に関して、研究者への至急の連絡がつながらずに困っていたところ、同僚が担当部局への相談を提案してくれました。部局職員の方に協力いただき無事に連絡でき、大変ありがたく思うとともに、私も部署に関わらず同僚の助けになりたいと常に心を配るようになりました。

Q&A

仕事をする上で大切にしていることは何ですか?
業務で最も大切なのは、「充分だろう」という思い込みを避け、共通理解を丁寧に確認することです。大学には多くの部署がありたくさんの方が従事しているからこそ、必要な情報がしっかりと対象者まで届くよう意識をしています。また、学外の機関と関わる際は、関係者の中で誤解があるまま進めてしまうと、全員にとって不本意な事態が起こることもあり得ます。情報の確認は常に「明確に」「具体的に」行うよう心掛けています。
今後の目標を教えてください。
今の目標は、知識と語学力の更なる向上です。大学全体を通して、英語を扱う機会が多くなり、新しいツールを積極的に取り入れるようになってきています。それに応じてプログラミングや、セキュリティ対策、コンプライアンスについても知識が必要になってきていると感じています。常に最先端の研究情報を取り扱っているという自負を持ち、業務の土台となる知識・語学力をしっかりと固めていきたいと思います。

業務の流れ

学内研究推進事業に関する業務の流れ

4月

事業公募開始

事業予算を踏まえ、スケジュールや募集要項を作成。会議にて確定した後、学内の研究者に向けて周知します。

6月

審査・採択決定

学内の研究者から提出された申請書を確認・集約し、委員に審査依頼を行います。審査結果は会議で承認した後、通知します。

11月

次年度公募に向けて内容・予算案検討

次年度の事業に向けての改善策や予算案を作成するため会議で検討を重ねます。

2月

成果報告のまとめ

事業の採択者に対し成果報告書の作成を依頼し、予算の執行状況などを確認します。